メディカルサロン BIDAN
2019年12月07日 10:00|STAFF BLOG|難波店
皆様、こんにちは!難波店の西村です^^
今日は少し重い話になりますが・・・皆様の健康に関わるとっても大切なお話しでもあるので
目を通して頂けると嬉しいです。
毎年、冬になると父のことを思い出します。
キャリアウーマンの母と大手トラック運送会社に勤める父はとても仲が良かったのですが
父はそこそこ高いお給料を全て酒、タバコ、ギャンブルに費やしていて
家に一切お金を入れなかったそうです・・・(笑)
生計は共にしなくても、母親の稼ぎで十二分に暮らしていけるとのことで
私は母親に引き取られる形で離婚になりました。
このとき、まだ自分は保育園児です。
しかし、寂しい思いは全くしませんでした。
離婚という概念が良く分かっていなかったのも勿論あるとは思いますが
何より両親の家が「500mくらいしか離れていなかった(笑)」ので
土日はよく家族で遊びに連れていってもらいましたし
働きづめの母に代わって父が梅田へ連れていってくれました。
最寄り駅の喫茶店で父はコーヒー、私はメロンソーダを飲むのがルーティーンで
そのあと梅田へ出かけます。
何故、梅田へ行くのかと言うと・・・
「父が競馬の馬券を買いに行く」ためでした(笑)
そのついでに阪急百貨店でおもちゃを買ってもらったりと、お出かけのワンチャンスをものにして楽しく過ごしていました。
そんな生活習慣やお金にはだらしない父でしたが、自分に対してはいつも優しく感謝の気持ちでいっぱいです。
しかし、あまりにも喫煙するものですから幼いながらに心配になって
「お父さん、そんなにタバコ吸ってたら早死にするよ」と車の中で言うと
「俺はいつ死んでもいいから」と笑っていたのも印象的でした。
そして、1月19日。自分が高校生の時です。
授業を受けていると職員室から来た先生に呼び出しされ、父が職場で倒れたのを知らされました。
父と再会できた時にはもう既に棺桶の中に納まった状態でした。
母と病院から聞いた経緯では、その年の1月19日は特に冷え込んでいて
血圧が上がりやすい日であったようです。
普段からお酒にタバコ、ほとんどが外食だったものですからアルコール、ニコチン、高塩分・高血糖・高脂肪で
かなり動脈硬化が進んでいたのは間違いありませんでした。
脆くなった血管に圧が加わって、心臓付近の大動脈に動脈瘤が出来ていたそうです。
トラックの運転手なので、まだ暗い朝の早い時間から職場に行っていました。
ミーティングの前に「トイレに行ってくる」と言って、時間になっても戻ってこないので同僚の方が見に行ってくださいました。
すると、トイレでフラフラしている父がいたそうです。
「おい、ケンちゃん!どないしたんや!?」と声をかけて頂いた瞬間にバタンと倒れ、意識がなくなったそうです。
救急車で病院まで運んでいただきましたが、もう既にあのトイレでフラフラしていた時点で動脈瘤が破裂しており
絶望的に助からない状況だったと聞かされました。
あまりにも突然で呆気なく、父に申し訳ないと思うほどその時は悲しくなくて、涙が出ませんでした。
葬儀を終えて落ち着いた頃に、父との思い出が走馬灯のように甦り静かに泣きました。
父は「俺はいつ死んでもいいから」という言葉の通り後悔は無いのかも知れませんが
自分からすると、これを反面教師にして自身の健康もお客様の健康も守っていこうと常々思います。
つい先日も健康診断を受けてきましたが全く問題ありませんでした。
皆様は、今のご自身の状態をどのくらい把握していらっしゃるでしょうか?
問題がある方も無い方も、もし薄毛が気になり始めたのであれば
それは血行不良の始まりかもしれません。
近年、この血行不良や栄養不足の薄毛の方が増えてきています。
10代後半でも20代前半でもかなり薄毛の進行したお客様がご相談に来られます。
様々な原因が合わさってのことですが、やはり根底にあるのは食生活や生活習慣
私たちを取り巻く環境が大きく変わってきています。
このブログを読まれている皆様が、私の父のようになるとは全く思いませんが
動脈硬化に血行不良、栄養・運動の不足が続くのは避けて欲しいと思います。
一度、お話しをお聞きさせて頂くだけでも良いきっかけになるかとは思います。
薄毛は身体のサインの一つでもありますので、ご自身を見つめ直す機会として
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