多くの方がつけているコンタクトレンズにも、髪のトラブルの原因が潜んでいます。
コンタクトレンズが髪や抜け毛と深い関係にあるのは、眼や眼の周りの筋肉の状態が、髪の成長や栄養状態に強い影響を与えるためです。
特に髪への悪い影響が考えられる眼の状態が「眼精疲労」です。
眼精疲労が髪に良くないのは、眼精疲労が髪の栄養不足につながるためです。
髪への栄養は血液を通って運ばれます。しかし、血行状態が悪くなっていると、髪への栄養が滞ってしまいます。
眼精疲労が起こると眼の周りの筋肉が固くなり、頭部への血行が悪くなります。
このことは髪の栄養不足につながります。
また、眼精疲労の回復と髪の成長には、共にビタミンB群やL-システインといった栄養素が重要になります。
しかし身体は髪の成長よりも、眼精疲労の回復を優先させます。
このことも、眼精疲労が髪への栄養を滞らせる要因になります。
コンタクトレンズを使用していると眼精疲労が起きやすい原因
コンタクトレンズを使用していると眼精疲労が起きやすいのは、ドライアイが原因です。
ドライアイは、眼の水分が不足することによって起こる症状で、コンタクトレンズによって眼の水分が吸収されてしまう為に起こる症状です。
コンタクトレンズによる髪への悪影響を防ぐためには、このドライアイの対策が必要になります。
髪の影響を考えて、コンタクトレンズを使用する場合の注意点
コンタクトレンズによるドライアイを予防するには、コンタクトレンズ選びが重要になります。
コンタクトレンズには、含まれている水分量の違いによる、低含水コンタクトレンズと高含水コンタクトレンズがあります。
ドライアイを予防するには、水分が少ない低含水コンタクトレンズを選ぶと良いです。
一見、高含コンタクトレンズンの方がドライアイを予防できそうですが、低含水コンタクトレンズの方が水分を吸収しにくいため、ドライアイ予防には適しています。
また、パソコンやスマホなどを使用している時は、無意識的にまばたきの回数が減ってしまいます。
ですので、時々意識してまばたきをするようにすることでドライアイを予防することができます。
眼の酷使は髪には良くないので適度に休ませることも大切ですよ。